2014年5月31日土曜日

May 27, Kalman Berkes and Ryoichi Fujimori "Kugenuma-Salon" ブラームス・クラリネット・トリオ 鵠沼

Schumann:Fantasiestucke, Op. 73
Sound of the
clarinet of Maestro.Berkes is fascinating. There is sorrow warm and music is deep depth, I am full of emotion fantastic. It's like you see Schumann sitting there like, set the arm, it's listening quietly with his eyes closed Tilt the face a little.

Brahms:Cello Sonata No. 2 in F Major, Op. 99
The Cello of Mr. Fujimori, my friend said,"she almost flew from Warped chair listening to him play"!Tone solemn and powerful. When Second movement begins, the air in the room to turnover, filled with light that has been muffled in a chair that Schumann was sitting a little while ago, Brahms Sitting in turn, has listened.
 
Brahms:Clarinet Trio in A Minor, Op. 114
Clarinet trio of Brahms, I became a fairy. It was a feeling like hovering between the cello and clarinet with angel wings that piano like. When one sound after the last, it was visible Brahms is going back to heaven. It was the excellent performance tears like out. Thank you very much for the time that is "unbelievable".


5月27日は鵠沼サロンコンサートでした。
鵠沼海岸のすぐ近くのレスプリ・フランセと言うレストランを会場に開催されるこのシリーズは、サロンコンサートならではの醍醐味溢れる本当に美しいコンサートです。瀟洒な佇まいにニューヨーク・スタインウェイ、そして至るところにMme Mikiのセンスが光るフランスの香り溢れる店内。それだけでもうっとりとしてしまうのですが、このコンサート・シリーズがまた本当にすごい!!
photo by Rika Itagaki
  
鵠沼室内愛好会の主催する鵠沼サロンコンサートは24年も続いているそうで、演奏の質の高さには定評があり、新聞や音楽雑誌、またテレビなどでも何度も取り上げられています。去年に続き、ハンガリーの国宝と言われるカールマン・ベルケシュ氏と、NHK交響楽団首席チェリストの藤森亮一氏と伺わせていただきましたが、会の方々の音楽に対する真摯な姿勢と丁寧さに感激です。大変お世話になりました。ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

調律師さんがリハーサル前、開演前、休憩中と何度も調律、調整をしてくださるピアノは、リハーサルより一部、一部より二部と、どんどん弾きやすくなります。そしてお客様がまた素晴らしい!!皆さん、音楽を楽しもう、と来てくださっている方ばかりで、その優雅な雰囲気は筆舌しがたいです。
27日は巨匠ベルケシュ氏とシューマンの幻想小曲集、巨匠藤森氏とブラームスのチェロソナタ、そしてダブル巨匠とブラームスのクラリネット・トリオを演奏させていただきました。素晴らしいお二人の演奏に支えていただき、厳かで美しい時間がゆったりと流れます。

ベルケシュ氏のクラリネットの音色は暖かく憂いがあり艶やかです。『同じ楽譜なのに何でこんなに違うのだろう・・』と感じてしまうほどの深い奥行が音楽にあるので、ご一緒させていただくと、自分でも聴いたことがない音色で自分のピアノが歌いだします。まさしく巨匠マジックです!シューマンがそこに座って、腕を組み、ちょっと顔を傾けて目を閉じて静かに聴いているのが見える、そんな幻想小曲集でした。

藤森氏のチェロは、私の友人が、”一発でブッ飛んだ、なんなんだ?あれ”と話してくれましたが、重厚で力強く、そして温かい。まさしく重鎮の音色。くぐもった光が差し込むような二楽章が始まると、部屋の空気まで入れ替わり、さっきまでシューマンが座っていた椅子に、今度はブラームスが座り、じっと聴き入っている、そんな情景が目の前に浮かびました。


休憩を挟んでブラームスのクラリネット・トリオ、もう、この曲で完全に私は、ちょっと体重増加気味ですが、天女になりました。巨匠二人の音色に合わせてピアノという天の羽衣で静かに舞いました。最後の一音が終わると、ブラームスが天の羽衣に連れられて天に帰っていくのが見えるような・・・そんな涙がでるような名演奏でした。立ち上がって、お客様にお辞儀をすると同時に、巨匠お二人に深々と頭を下げました。”アンビリーバボー”な時間を本当にありがとうございました。
photo by Shoichi Nakamura

この日は、長女も聴きに来ていましたが、「これほど静かで心の落ち着く時間だと思っていなかった。何とも形容し難いけれど、すごく心が柔らかく丸くなる良い演奏会で2時間があっという間だった。」とのこと。いつも、「プログラムが難しすぎるし眠くて退屈!」とか言うんですが、この日は、本当に感動したみたいで、ずっとコンサートのことを話していました。

多分、それはベルケシュ先生も同じで、終始、上機嫌、饒舌、クラリネットを演奏する合間のトークも絶好調。終演後はジョークまで飛び出し、お客様へのサインは、お一人ずつ、ご丁寧にお名前とラブメッセージ付きでした。

そして”この方の素晴らしいクラリネットを、もっともっと、日本の皆さんに聴いていただけたら”と感じた時間でもありました。毎月、ハンガリーと日本を行き来しているというベルケシュ氏、「回数が多すぎてビジネスクラスでないと、もう体が辛くて・・費用が大変なんですが・・」とお話くださっていましたが、今がチャンスです。

ハンガリーにお戻りになってしまったら、余程のことがないと来ていただけないと思います。今は、二度とやってこないから、是非、今に感謝でこの世の宝の一つに触れてくださいませ。

そうそう、コンサートが進むにつ絶好調に早くなったベルケシュ氏の英語でしたが、最後のジョークは、
ある男がオウムを買い求めにペットショップに行きました。店員は2羽の美しいオウムを見せました。

「こちらは5千ドルでもう一方は1万ドルです。」と店員が言いました
「うわあ!5千ドルの奴は何ができるのですか?」
「このオウムはモーツァルトの書いたアリアを全て歌えます。」
「そしてもう一方は?」客が尋ねました。
「こちらはワグナーの"指環"を全曲歌えます。そうそう、表には出していませんが3万ドルのもいます。」
「何と言うことでしょう!そいつは何ができるんですか?」
「取り立てて申し上げられるようなことは何もしませんが、あとの2羽はそいつのことをマエストロ”と呼んでいます。」
と言う内容のお話でした。
 
 

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