2014年7月2日水曜日

June 28, Shu Yoshida Double bass concert "Kitwaa" 吉田秀さんコンサートレポート

昨日はキットワーさんで吉田さんのコンサートでした。
「かぶりつきというより、抱きつき、という感じでした!すごかったです。」とお客様が話されていましたが、本当に大至近距離でのコンサートになりました。

 吉田さんも「息してくださいね、あまりに近くて、息が詰まるんじゃないかと心配です」なんて笑ってらっしゃいましたが、私の後ろにもお客様が座られ、いつでも譜めくりお手伝いできますよ!!みたいな感じでした。

そして吉田さんの演奏は本当に素晴らしくて、皆さん、口々に、「素晴らしかった、すご...かった、びっくりした、」と話してくださいました。中でも、朝のお電話の方のお話がとても印象に残ったのでご紹介させてくださいませ。

 「素晴らしいプログラムでしたね、まるでコントラバスの歴史を順を追って聴かせていただくようで、普通、どこかで少し飽きてしまったりするのですが、最初から最後まで、引込まれて夢中で聴きました。
アンコールに日本の曲を2曲持ってきたのもすごくよかったです。吉田さんの演奏には本当に唸るばかりです。
また今日はこの大きさだからこそ出来るこだわりを存分に楽しませていただきました。繊細なピアニッシモ、普通、コンバスであそこまでの音色は聴かせられないのですが・・今日は本当にラッキーでした。
こういうコンサート、時々あるんですよね。20人ぐらいに向け世界的有名奏者が演奏したりとかね。今日もそんな秘密のコンサートでしたよね。本当に来てよかったです。ありがとうございました。」

あと、私にもとても嬉しい感想を寄せていただきました。

 「村沢さんのピアノ、包み込むような音色で相手を引き立てて、そして、どこまでも合わせていくことができる、今日は村沢さんのピアノに驚きました。
なかなかコントラバスの伴奏は難しいんですよ、発音するまでに少し時間がかかるし、出てくる音もくぐもっているから、どうしてもピアノが先行する形になるんだけれど、ピタッと寄り添って、引き立てていく、チェロや他の楽器のも是非聞きたいですね。これからは、伴奏者、追っかけますね。」

”相手に合わせて包み込み引き立てていく”この言葉は、私にとって宝物です。そういう伴奏が出来るようになりたい、と願ってきたので、何となく神様からご褒美をいただいたような、そんな気持ちになった昨日のコンサートでした。

  写真がないのが残念ですが、昨日の奈々枝madameのお料理の美味しかったこと。そして、ディナーのあとのmadameとお客様のお話も楽しく、くつろいだ素敵な時間を過ごさせていただきました。

そして、あれだけの演奏をされたあと、違うコンサートのリハーサルに向かって行かれた吉田さん、お時間のない中、お客様のご要望に応じて、何枚も、何枚も、記念写真を撮られ、お食事は立って召し上がられていました。
それでも
「もう、この近さで演奏したら、ほかに怖いものはないよ、楽しかった!」とお話くださる素晴らしいお人柄に感謝、感激です。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 
カフェキットワーにて 2014,6,28

Madame Nanaeさんより


 

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